「先延ばしにしてしまうのを止めたい。やるべき事をできずいつも後悔している。
薬やサプリだけでは上手くいかずどうしたらいいのだろうか。
この状態から抜け出したいです」
ADHD当事者が先延ばし癖から解放される方法についてお答えします
記事の内容
- 逆に先延ばしにせず、サクサク動ける状態について考えてみよう
- ADHDに必要なのは前頭葉の活性化と運動
- ADHDに悪い習慣を止めて、良い習慣を続けよう
僕はADHD・ASD持ちの当事者で先延ばしについていつも悩んでました。
試行錯誤した結果、現在進行形で先延ばし解決し、
この記事を書けているので皆さんのご参考になればと思います
先延ばしにせず、サクサク動ける状態について
ADHDあるあるですが、あちこちに気が散ったとしても、フットワークが軽く元気に動ける日もありませんか
先延ばし対策に一番有効なのはその状態に持っていく事だと思います。
ADHD・ASD持ちの当事者として、心身共に億劫な状態で奮い立たせても無理をさせている分続かない事が多々ありました。
そこで普段から元気な状態を維持しておけば、すんなり動けるので無理がない。
コンサータやストラテラ等の薬である程度補えますが、徐々に効きが悪くなるので私達当事者がベストコンディションを維持する研究は必須と言えます。
ADHDに必要なのは前頭葉の活性化と運動
- 圧倒的コスパでお手軽な味噌汁
- 前頭葉の活性に散歩か水泳
ADHDの不注意や集中力不足は脳の前頭葉の機能不全、脳内物質のセロトニン等の不足からきていると言われています。
まず脳内物質のセロトニンが不足すると、落ち着きの無さや幸福感の欠乏といった症状が現れます。それらを解消する為に試行錯誤した結果、一番オススメなのは「味噌汁」です
圧倒的コスパでお手軽な味噌汁
味噌汁なら安価で大量に手に入り、自炊しようと思えば味噌がスーパーで1kg200円くらいで売ってたりします。更に自炊時もとても簡単で、お湯を沸かすだけでできてしまいます
味気ないなら隠し味に「味覇(ウェイパー)」を加えるといいでしょう。
具に豚肉を加えて豚汁にし、ご飯も加えると定食風味にもできます
またセロトニンには自律神経の働きを調節し、熟睡効果をもたらす効果もあり一石二鳥と言えます。
まずは習慣的に味噌汁等からセロトニンを摂取するようにして、落ち着きと自信を取り戻しましょう
前頭葉の活性に散歩か水泳
次に前頭葉は私達人間の社会性や意思決定等を司っており、脳の司令塔とも言える存在です。
ここをしっかり働かせたら、不安や憂鬱から解放され行動力を培う事ができるでしょう。
前頭葉を活性化させる為に、日中帯から15~30分程度散歩しましょう。それだけでも十分効果があります。また、コロナによってなかなか表立って運動できないという方は近くの市民プールで水泳する事をオススメします。
上記のセロトニン接種と運動による前頭葉活性化を組み合わせると、それなりに元気となり先延ばしはだいぶ無くなってくるはずです
体験談として、セロトニンを確保せずに運動しても雑念や考え事が止まらずに不安やイライラが発生したのでADHD持ちの方はセロトニンと合わせて運動をオススメします。
ADHDに悪い習慣を止めて、良い習慣を続けよう
目次
- 悪い習慣をやめよう
- 良い習慣を続けたらこんな効果も
- まとめ
上記の習慣を続けていく上で、大事になってくるのは今までの悪い習慣をやめる事です。
ADHDには「偏食、お菓子ばかり食べる、ゲームにハマりやすい」等の傾向があると言われます。
当事者の僕もそうでした。
幼い頃から、ゲームにハマって勉強や宿題が手につかず、毎日辛い駄菓子や甘いジュースをほおばっていました。
悪い習慣をやめよう
しかし、それらを行う事で体に負担をかけて、これまで積み重ねたものをガタガタにします。
すると些細な事でキレやすくなる。不安や被害妄想に囚われやすくなるなどの症状につながりました。
実際に今でもセロトニンを摂取と運動でコンディションを整えても、コンビニで甘いお菓子等を食べるとお腹を壊したり、過去の嫌な記憶がドンドン沸いてきます。
逆を言うと上記の良い習慣を続けていけば、ふとした拍子にやってはいけない習慣にすぐ気づけます。
確かに甘いお菓子やゲームにハマりたい時もあるでしょう。しかし、今まで積み上げたものどこまで犠牲にしていいかを考えて手を出しましょう
良い習慣を続けたらこんな効果も
これらを継続して10日目にこんな効果も実感できました
- ADHDでもマルチタスクができるようになった(BGMを聞きながら商品を見比べる)
- 往来の中で特定の会話にのみフォーカスして聞き取りが可能
単純に先延ばし以外にもADHDの症状全般に効果があるのかも知れません
まとめ
ADHDの先延ばし対策についてまとめると
- そもそも先延ばしが起きないように元気な状態を維持しよう
- 薬だけでなく、食事(セロトニン)と運動(散歩か水泳)で対策しよう
- 良い習慣を続けたら悪い習慣に気付き、少しずつ止めていこう
というわけでこの記事は以上となります。
今後も発達障碍者(ADHD・ASD)が生きていくうえで役に立つ記事を発信していくので
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